登山正文の生きざま

上田の思い出

上田の思い出
12/2はメトロで
さよならリーダー、上田づくしだった。
私の思い出の新リーダーとして、
旧リーダー上田のために
ご来場くださった客、客、客に
まずはお礼を言いたいと思います。
おまえらナイス客!
ありがとうございました。


大人になって痛感することだけども
男女問わず、別れかたってとても大事だ。

俺と上田、私の思い出と上田の別れかたは
これ以上ないぐらい満点だった。
男らしく爽やかだった。
だから、いまとても清々しい。

バンド活動の中で
解散、活動休止、脱退などは
いちばんデリケートな問題だ。

一連の脱退劇に関しては
全員で何度も何度もミーティングしたし、
上田とサシ飲みもしたし、
信頼する人に相談もしたし、練習もした。

というわけで約2ヵ月の間、
かなり上田のことを考えた。

脱退すると決まってから
気がついたことは本当に多かった。
それまで全く気づいてなかったが、
俺が上田をないがしろにしたり
雑に扱ってたとこは大いにあったな。
そこに関しては反省もした。
また上田が俺の力を引き出してくれてた
ということにも気がついた。
そこに関しては感謝した。

これは上田だけでなく、
メンバー全員に言えることだ。
こういう当たり前のことが
近くにいるとわからなくなるものだ。

俺は今までに1,700人ぐらいの女と
くっついては別れてをくり返してきたが、
別れっていうのはいつも
本当にいろんなことを教えてくれるぜ。
別れサイコー!!
終わりよければすべて良し!!

ってなわけでよ
脱退イベント、最高だったな。
メンバー全員がやる気に溢れて
キビキビと動いてた。
安東もさまざまに助けてくれた。
客に関しては
多少は悲しいムードもあったかもだが、
上田のド下手な歌唱などで
上田本人がそれをぶっ壊した。
これがロックや!上田はロック!

わざわざ自発的に来てくれた
上田の師匠・K−106啓太郎くん、
ケーキを用意してくださった
ベリー&ベリーの協力もあり、
この日のメトロはハッピーな
オーラに包まれていた。最高やん。
メンバーの脱退って
ふつうこんな綺麗にまとまらんよ。
上田くんすごい!私の思い出すごい!

このイベントを
大成功で終了できてとてもうれしいし、
私の思い出を誇らしく思う。
客もメンバーも喜んでるときが、
バンドやっててうれしい瞬間やからな。

えー、それではあらためて、
上田、今までありがとう!
一緒にアドベンチャーした戦友として
ずっと忘れることはないだろう。

…と言いたいところだが、
俺は気持ちの切り替えが早い!
忘れるかもしれんなぁ。
だって俺も私の思い出も
もう未来のことしか考えてないよ。
新しい船出はいつもワクワクするぜー
これからもついてこいよ、ついてこいよ客!

上田も私の思い出のことなどはよ忘れて
料理の道を極めろ。人生を戦え!
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