登山正文の生きざま

燃えよノボゴン!の思い出

燃えよノボゴン!の思い出
中華圏でのバンド名をつけた方がいい、
と台湾でお世話になるチェンくんに言われた。

私の思い出の場合はアルファベットで表記しても
人名ではないし、現地の人たちには伝わりにくいようだ。

なるほど。

そこでチェンくんや高橋さんと相談して、私の思い出のMVや
NHKに出演したときの映像を台湾の人たちに見てもらってイメージしてもらい、
中華圏でのバンド名候補を10個ほど考えてもらった。


ここをクリックしやがれ

どれもいい名前だったが
私の思い出にピッタリだなと思い、
ついつい笑ってしまったのが
全力探検だった。
「全力探險」は発音が中国語の
「2声4声4声3声」と
力強い4声を2個入れた、
縁起物的名前でもあるらしい。
バンドマン界隈ではあるあるやけど
昔の日本のバンド名には
濁点があった方が売れると
言われていた。
それに近い感覚かなぁ。
ちなみに「ザ・どげざ」は
全部濁音やったから気に入ってた。
濁りまくりで俺っぽかったな。

続いて中華圏CDの選曲だ。
めちゃくちゃ
リサーチしたわけではないが、
メンバーと相談し、
向こうでウケそうな気がする
というものを選んだ。
半分はフィーリングだ。
だいたい俺たちのリサーチ力など
たかがしれてるしな。

選曲が決まったら次は翻訳だ。
この翻訳もチェンくんにお願いした。
中国語も台湾語も
わからない俺の感覚からすると、
文字を眺めてるだけで面白い。
素晴らしいものができた。
また、メンバー名の翻訳もお願いした。これがまたおもろくてよ。
特にバタやんが。

CDのジャケ、アートワークは
いつもの津田先生にお願いした。
我々の世代が幼いころに触れた
中華圏のイメージ。
私の思い出らしい
素晴らしいデザインになったと思う。
今回のはジャケもパワーがあるねんな。

また輸送をすることを
前提としてるので、
私の思い出初の紙ジャケにした。

いつもは流通元の
ウルトラヴァイヴにプレスも
お願いしているが、
今回は日本国内の流通はないので
自分で会社を探してプレスした。


というわけで、
チェンくんに翻訳してもらいつつ、
フジタユウスケにマスタリングしてもらいつつ、
高橋さんにバーコード取得を手伝ってもらいつつ、
津田先生にデザインを進めてもらいつつ、
CDプレス業者とやりとりしつつ、
ソロライブもやりつつ、
上田づくしの準備をしたわけだ。
いやー、少ない俺の脳みそでは
キャパオーバーなるとこやったわ。
こういうとき、いつも
会社で働いてる人ってえらいなぁ
と思う。同時にいろんなことしてさ。
朝起きることさえ俺にはできん。

話が思いっきりそれてるが、
会社で思い出すのはこの曲。
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