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京都新聞で見つけた新語1

京都新聞で見つけた新語1
暇か!
と言われそうですが、
最近は京都新聞を
隅から隅まで読んで、
目新しい言葉がないかを
探すのが趣味になっております。

新型コロナウイルスの
感染拡大の影響で、
それまでは無かった
新しい言葉が続々と
生まれているからです。
 
試しに5月8日付けの京都新聞で、
見つけた新しい言葉を挙げてみます。
 
●「ロックダウン教授」
イギリスで政府に
新型コロナウイルス対策を助言する
諮問委員会メンバーで
疫学者の
ニール・ファーガソン教授です。
イギリス政府が
ロックダウンを実施しなければ、
数十万人が死亡するという
分析を発表し、
市民が外出制限に従う
必要性を主張していて、
メディアに
たびたび登場していました。
そうしたことから
付けられた通称が
「ロックダウン教授」。
日本で菅官房長官が、
「令和おじさん」と
呼ばれたような感じでしょうか。
最近は「8割おじさん」もいますね。
 
どうしてこのロックダウン教授が
紙面に登場したかといいますと、
厳しい外出制限が
課されているさなか、
自宅で既婚者の女性と
密会していたことが
分かったからです。
ロックダウンを主張し続けた教授は、
中小企業・零細企業を守るため、
ロックダウン解除を求める
与党・保守党の下院議員に
煙たがられ、
政府によって会うことを
禁じられた数百万人のカップルも、
フラストレーションを
ため込んでいました。
教授は諮問委員を
引責辞任しています。

●「コロナひげ」
長引く巣ごもり生活で、
ひげを伸ばすサラリーマンが
増えているそうで、
その「ひげ」のことを
「コロナひげ」と呼ぶそうです。
ただ、この「コロナひげ」は、
アメリカの疾病対策センター
「CDC」の考察によると、
“ヒゲがマスクから
はみ出すようだとマスクと肌に
隙間ができるので、
密閉効果を妨げないようにするには
単なる無精ひげではなく、
手入れが必要だ“ということです。

ちなみに・・
ヒゲの伸び方は
季節や時間帯で異なり、
平均すると1日で
0.2ミリから0.4ミリ伸びますが、
運動不足や睡眠不足、
偏食など生活が乱れると
伸びが早まるそうです。
 
●「コロナ詐欺」
こちらは新型コロナウイルスの
感染拡大に便乗した詐欺のことで、
いま、被害が各地で相次いでいます。
警察庁によると、
コロナ詐欺の被害は
3月上旬から4月27日までに
13の都道府県で計32件、
被害額はおよそ3100万円に
のぼるとのことです。
警察や総務省は
給付金手続きでメールを送信し、
ATM操作を求めることなどは
「ない」として、
暗証番号を教えたり、
キャッシュカードを
渡したりしないよう、
呼びかけています。
 
新聞って面白いですね。
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