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収束か終息か

収束か終息か
最近気になることといえば、
「収束」なのか「終息」なのか。
 
辞書編集者の飯間浩明さんが
Twitterで、
どちらを使うのがよいかについて、
「結論をいえば、
どっちでもいい」と
書いていたそうです。
意図しておさめる感じを
出したい場合は「収束」。
例えば「ブームのしゅうそく」の
ような場合は、
「終息」ではないか?とのことで。

私も『広辞苑』をみてみました。
それによると、
●「収束」は
「おさまりをつけること。
おさまりがつくこと」
●「終息」は
「事がおわって、おさまること。
終止」とあります。
確かに「収束」にのみ、
「人の手で」おさまりをつける・・
というニュアンスがあります。
政策や指導によって事態を
「おさめる」という場合には、
「収束」のほうがよさそうです。
 
ちなみに、
5月14日付けの「京都新聞」1面には、
「これまでは終わる息のほうの
「終息」を多く用いてきましたが、
14日付け朝刊からは主に、
感染がやむ「終息」ではなく、
感染を収める意味の「収束」を
使います。
という「ことわり」が
掲載されていました。
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