お願いフルーツ「その他」

フリーランスの保護者

フリーランスの保護者
フリーランスの方なら、
こんなことで
おかしいと感じる余地は
無いのでしょうけど、
ずっと、どういう意味なのか、
わからなかったんです。

なんの話かというと、
以下の文章です。
確か5月27日の
京都新聞だと思います。

「加藤勝信厚生労働相は26日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大による臨時休校で休業したフリーランスの保護者らへの補償について、現行の日額4100円から7500円に引き上げると発表した。これとは別に、保護者に特別休暇を与えた企業への助成金についても、日額上限を8330円から1万5千円に引き上げる。」

何がおかしいのか、
わからない方も多いでしょう。

私がわからなかったのは、
どうしてフリーランス本人ではなく
保護者への補償を増額するのか?
ということだったのです。

当事者なら、
こんなことは
疑うまでもないことで、
「フリーランスの保護者」
というのは、
「フリーランスである保護者」だ
ということはわかるのでしょう。
しかし、
私はこの文章を読んだときに、
「フリーランス=保護者」ではなく
例えば、
フリーランスが私だとしたら、
「フリーランスの私の保護者」への
補償を増額したのか?なんで??
と疑問に思ったわけです。

フリーランスが私だとしたら、
もうすでにおかしいですよね。
不惑のおっさんの「保護者」とは?

意味がわからさすぎて、
何回も何回も読み直したのですが、
それでも意味がわからなくて、
昨日、妻に、
「どうしても意味がわからん」
と言って記事を見せたところ、
即解決したのでした。

当事者ならすぐに
わかることなんでしょうけど、
「の」のもつ
危うさを身をもって体験して、
捉え方が変わる表現は
避けねばならないと思ったのです。

ただ単に、
私がアホなだけかしら。
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