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ピッチャーは本当に打たないのか

ピッチャーは本当に打たないのか
いよいよプロ野球が開幕しました。
今年は前々から
疑問に思っていたことを
しっかり調査することにしました。

その疑問というのは、
「果たしてピッチャーは
本当に打たないのか?」
というものです。

セ・リーグは
ピッチャーも打席に立ちます。
基本的に彼らは
労せずアウトを一つ稼げる存在と
されていますが、
その割にシーズンを通してみると、
けっこう、いいところで
ピッチャーが打っているような
気がします。

実際開幕戦でも、
阪神の西投手や、
広島の大瀬良投手が、
ホームランを打っていました。

実はピッチャーは
そんなに打たないことは
ないのではないか。

そこで、今シーズン、
私は「その日の試合で、
いちばん打撃成績のよかった
ピッチャーの成績」を
「1選手」として
記録していくことにしました。
ピッチャーは
「ピッチャー」という括りで、
打撃について語られがちなので、
これを記録していくことにより、
「ピッチャーは割と打つ」という
印象を数値化できる気がしたのです。

今日までの成績はというと、
開幕戦は
阪神の西投手が
2打数2安打1本塁打2打点。
文句なしのスラッガーです。
2試合め以降、
ボーアの不甲斐なさに怒った
阪神ファンのなかには、
「なんで主砲を出さへんのじゃ」
との声もあがっていたほどです。

続く2戦めは
3チームに「2打数1安打」の
ピッチャーがおりました。
広島の床田投手、
巨人の田口投手、
阪神の岩貞投手です。
同じ成績なので、
ここは3人の成績を足してしまう。
6打数3安打0本塁打0打点。

3戦めは
中日の梅津投手が、
2打数1安打0本塁打0打点でした。

ここまでを合計しますと、
10打数6安打1本塁打2打点。
2試合めの3人のおかげで、
規程打席にも達しまして、
打率は6割!!!!
かなり立派な数字です。
120試合を終えたとき、
どんな数字になっているか。
3割を越えていたら、
「ピッチャーは打たない」
という先入観を捨てていいと思う。
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