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習近平の読み方

習近平の読み方
2001年に出版された
俵万智さんの『言葉の虫めがね』
という本に、
韓国人や中国人の名前は、
ちゃんと韓国や中国の読み方で
読んだほうがいいのではないか、
というようなことが
書いてありました。

何かとお騒がせな
金正恩さんや金与正さん、
文在寅さんなんかは
それぞれ、
キムジョンウン、キムヨジョン、
ムンジェインという読み方が
一般的で、
キンヨオン、キンヨセイ、
ブンザイエンなどと読む人は
少なくとも私の周りにはいません。

ところが、
これが中国となると、
習近平を何と読むか?
まだ規格が一致しておりません。
「しゅうきんぺい」か、
「シージンピン」か、
「シーチンピン」か。

京都新聞や毎日新聞は
習近平にルビを振っておらず、
これは、
「当然しゅうきんぺいと読む」
というスタンスなわけですが、
おそらく時代の流れからすると、
何年後かには、
「しゅうきんぺい」は消え、
「シージンピン」と
「シーチンピン」が、
VHSとベータの如く、
仁義なき戦いを
繰り広げるのでしょう。
果たしてどちらがVHSとなるのか。

個人的に悪意を感じるのは産経新聞。
こうした名前の途中の改行は
結婚式の招待状などで、
決してやってはいけない
マナー違反とされているはず。
知ってて故意にやってるように
思うのは考えすぎでしょうか。
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