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読書の記録 北方謙三水滸伝15巻

読書の記録 北方謙三水滸伝15巻
官軍vs梁山泊の熾烈な戦い。
もう四ヶ月ほど前に
読んだものですから、
内容をちゃんと覚えてないです。

呉用が執着する
流花塞が攻め込まれ、
絶体絶命のなか、
醜郡馬という可哀想すぎる
渾名をもつ宣賛が、
起死回生の策として、
北京大名府を攻める。

死ぬなよ!
死ぬなよ!
と思って読んでる漢(おとこ)ほど
死んでゆきます。

そりゃあ、
壮絶な戦があって、
まったく被害がないなんてことは
あり得ないのはわかっていますが、
せっかく愛着の湧いてきた
漢(おとこ)たちを
いとも簡単に殺しちゃうなんて、
残酷すぎる。
しかし、そこにこそ、
北方謙三の本気を
感じることができるわけです。

そこまでしないと、
あの荒唐無稽な水滸伝という物語を
リアリティをもって描き切る、
描き直すことはできないはずです。

毎週同じようなことを書いてますね。

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