お願いフルーツ「その他」

梅雨とアサガオ

梅雨とアサガオ
近畿地方は7月31日、
「梅雨明けしたとみられる」と
発表がありました。

皆さん割と
「梅雨が明けた」と言われますが、
気象庁は一言も
「明けた」とは言ってないんです。
あくまで、「みられる」なので、
「よーわからんのですけど、
いつもの感じやと、
どうやらこれで
梅雨明けしたっぽいですわ。
知らんけど」
くらいな感じなわけです。

つまり、
「梅雨明けしました」と
言ってしまうと、
れっきとした「嘘つき」に
なってしまうので気をつけましょう。

さて、
7月28日の「長崎新聞」によると、
 イントネーションが
わからないのですが、 
九州や四国では梅雨のことを
古くから「ながし」と呼ぶそうです。 
「流す」を名詞化した「流し」や、 
「長い時化」で「ながしけ」から
きているという説がありますが、 
今年に関していうなら、
まさに「長い」の意味の
「長し梅雨」でしたね。

おっと、
ここも「でした」と
書いてしまってはいけないのか。
まぁ、いいや、めんどくせーから
嘘つきでもなんでもいいので、
梅雨明けしたことにしておこう。

近畿の梅雨明けは
例年7月21日頃で、 
これは 学校の夏休みが始まる頃と
重なりますが、 
今年は 夏休みのスタートが遅れ、
梅雨も長引くという・・
不思議なものです。 

 夏休みといえば、
子どもの頃、
アサガオを育てた思い出を
お持ちの方も多いことでしょう。

何月何日か忘れましたが、
読売新聞に
アサガオのことが書いていました。
アサガオは名前の通り、
朝に咲く印象がありますが、 
必ずしも朝に
咲くわけではありません。 
アサガオには「体内時計」が
あるのですが、ほかにも、
光を感じる特殊な
たんぱく質もありまして、 
暗くなってから約‪10時‬間後に
花が咲く仕組みになっているので、 
暗くなる時間を遅くすれば
咲くのも遅くなります。 
例えば、夕方暗くなる前に
部屋の中にアサガオを入れ、 
明かりをつけたままにして、
‪夜の10時に‬明かりを消すとします。 
そうすると、日が昇っても、
ツボミは閉じたままなんだそうです。 
 
夜更かしをすれば
朝起きられなくなるところも、 
環境に多分に左右されるところも
人間によく似ている気がしますね。
 
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