お願いフルーツ「その他」

映画『ポルトガル、夏の終わり』

映画『ポルトガル、夏の終わり』
今年の春(だったと思う)に
京都シネマの会員になりました。
一般1800円のところが、
1000円で映画を観られ、
しかも、このシステムは
観れば観るほどお得になるわけなので、
毎週観るようにしています。

これを観る!と決めてしまうと、
好みのものしか観なくなり、
嗜好が偏っていくだけなので、
「日曜日のお昼に上映している作品を観る」と
決めています。

「体(てい)」として、
「たまたま通りかかったら
上映するみたいだから、
どれどれ観てみようか」という
スタンスを取り続けていたいので、
事前に映画について下調べはせずに
あくまで「ふらっと立ち寄って」
観ることにしています。

回転寿司では
回っている寿司しか食わない・・
というのも同じです。

ここまで書いておいて、
自分でも、
本当にめんどくさい男だと思いますが、
自分なりに
新しい感覚を取り入れるのに
苦慮しているのです。
なにせ私はセンスがない。

身の回りにもセンスがないと思われている。
涌井がやっていること・・
というだけで選択肢からはずれる・・
なんてことは多々あるのです。

そんなわけで、
取り込めるものはなんでも取り込めとばかりに
謙虚に、いたって謙虚に
新しい感覚を取りいれているのですが、
やっぱり下調べしておいたほうが
よかったかな~と感じたのが、
昨日観た「ポルトガル、夏の終わり」。

物語の筋をつかまえるのに
かなり時間がかかってしまい、
ようやく飲み込めたと思ったら
終わってしまった・・・。

自分に無いものを
しっかり取り込むためには、
入念な準備が必要なこともある・・
ということを知りました。

反省です。

しかし、一つ確実に言えることは、
物語の舞台、
ポルトガルの世界遺産で、
「この世のエデン」とまでいわれる
シントラの町の美しさです。
これを観るためだけでも、
映画を観た甲斐があったと断言できます。

物語を理解できれば、
さらに言うことはないのですが、
そこは残念なところです。
正直、もう一回観たい。

なにせ会員価格1000円やからな!!!!
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