京都フルーツ

ハイツ金閣の思い出

ハイツ金閣の思い出
先日、ラジオで
ビリージョエルの
Movin'outが流れていました。

ビリーの曲の中で、
僕がいちばんジョエルなのが、
あの曲なんですよね。

聴いたら思い出すのは
20年以上前前前前前前前前、
京都に引っ越してきたときの
ことだ〜あ〜あ〜Movin'out!

一人暮らしの部屋は
水道代込みの共益費3000円、
家賃3万円でした。
ハイツ金閣。

忘れもしないのは、
引っ越し初日、
部屋に入ってすぐ、
父親が水道の蛇口をひねり、
水を出し続けたことです。

意味がわからなかったのですが、
延々流し続けるので、
何をしてるのかと聞いてみたら
水はいくら使っても
料金が同じなんだから
流さないと損だと言ったのです。

信じられない理屈ですが、
しかし私は、
その理屈を信じられないくせに
ご飯お代わり自由の定食屋では
十分お腹いっぱいなのに、
それでもお代わりしたりします。

同じ料金なのに、
お代わりしなかったら
もったいないからです。

父の行いを否定しながら、
私はなんの疑問もなく、
同じようなことをしているのです。

しかし、誰しも
そんなものではありませんか。
多かれ少なかれ、
矛盾を抱えながら、
俺たちは
ダブスタを極めてるわけです。

それにしても
ビリージョエルの
Movin'outはカッコええな。
聴くたびに
父と水道のことを思い出します。
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