お願いフルーツ「その他」

違いのわかる男

違いのわかる男
ようやく大きい秋を
感じることが増えてきました。
非常に安易な感じ方で
申し訳ないのですが、
スーパーに並んでいる
秋限定のビールの
パッケージデザインは
やっぱり秋を感じさせてくれますね。

9月4日の「南日本新聞」の
コラムによると、
秋限定のビールが登場したのは
今から29年前。
暑さが一段落して冷え込む需要を
刺激しようという
戦略だったようです。

ビール会社のホームページによると、
食欲の秋を意識して、
アルコール度数は高めにして、
食事に合う味わいに
しているとのことです。

コラムに
「ビール会社のホームページ」と
書いてあるので、
そのまま書きましたが、
私の予想では
これは十中八九キリンですね。
書けない理由があるのか、
文字数の関係なのか、
わかりませんが、
「ビール会社のホームページ」と
書いてあると、
裏側を勘ぐってしまいます。
いくつかのビール会社を調べたら、
全てに同じ内容が書いていた・・・
という可能性もありますが。

そして恥ずかしながら、
私は無類のバカ舌の持ち主ゆえ、
秋限定のビールは、
パッケージデザインが
違うだけなのだと
思っておりましたが、
ちゃんと味を変えているのですね。

なにしろ私は
効きビール大会において、
3回中3回、
麒麟淡麗とエビスを
間違えた男ですから、
おそらくエビスのデザインで
麒麟淡麗が入っていたら、
「やっぱりエビスは違うね!」
とか言いながら、
ぐびぐびいっちゃうと思います。

自分を擁護するようですが、
人って視覚なら視覚、
味覚なら味覚、
たった一つの感覚に集中するって
できないと思うんです。
視覚の情報が味覚に影響したり、
味覚の情報が視覚に影響したり、
そういうことってきっとある。

私の場合は視覚の情報が、
かなり味覚に影響
を及ぼすというだけなのです。
たぶん、ハンバーグの画像を
見ながら、箱に入った
トンカツを食べたら、
私はハンバーグを食べていると
勘違いするのではないでしょうか。

開き直るつもりはないですが、
一つの感覚に集中できてしまうほど、
私は感覚が鈍くないということです。
センシティヴすぎるがゆえに、
バグを起こしてしまっているわけだ。
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