お願いフルーツ「その他」

真ん中で整えたい

真ん中で整えたい
聞については、
正直なところ、
読まなくてよいなら読みたくないです。
興味のないことが大半ですからね。

しかし、
だからこそ必要なのです。
好きなことや都合のいいことばかりを
追いかけていたら、
都合の悪い研究をしている学者を
排除して開き直ったりするように
なってしまいます。

フランスでは、
政府が潰そうとした
自閉症ケア施設を守った
男たちの実話を描いた映画
『スペシャルズ!』の試写会が
去年11月に開かれ、
マクロン大統領夫妻や、
福祉担当閣僚も出席したそうです。
これこそ本来あるべき
政府の姿ではありませんか。

すっかり話が
大袈裟になってしまいましたが、
好きなことや都合のいいことばかりを
追いかけていると、視野が狭くなります。
日本学術会議の問題に関していうと、
菅ちゃん側の意見も
しっかりと読まないといけません。

ありがたいことに
職場には読売朝日産経毎日日経と
地元の京都新聞が揃っているので、
興味がある記事はもちろんですが、
まったく興味のない記事も読んでいます。
そうすることで、
左なり右なりに偏ってしまったものを
真ん中に戻せるような気がするのです。
おちんちんのポジションを変えるのと
よく似ています。
どっちかに偏っていたら
醜いではありませんか。

見事に真ん中にフィットしているほうが、
なにより見た目が美しい。
実際のおちんちんのポジションには
すごく気を使っているわりに、
内面に関しては極端に
おちんちんを偏らせて、
それを見えやすくして、
「見てみろ!俺のおちんぽを!
立派なもんやろ!どや!どや!」と
見せつけてくるおじさんが非常に多い。
醜いということに意外と気づかない。
身だしなみは気をつけているのに・・です。

右に偏ったおちんちんを持つ人たちは、
左に偏ったおちんちんを持つ人のことを
かっこ悪いと馬鹿にしますし、
左に偏ったおちんちんを持つ人たちは、
右に偏ったおちんちんを持つ人たちを
馬鹿にします。
真ん中で整えている人のことも、
どっちつかずとか、個性がないとか言って、
自分の偏り方を正当化します。

そうならないためにも、
別に読みたくない新聞を読んでいるのです。
ただ、新聞を読んでいるだけなら、
それはそれで偏ってしまいますから
難しいですよね。

自分が思っている以上に、
自分は偏ってしまっているものですから、
近くにしっかりと、
「ちょっと君、最近偏ってるぞ」と
ちゃんと言ってくれる友人が
いないといけません。
人は一人で生きているのではありません。

人という字はですね・・
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