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外国語は面白い!ハングルの尊敬語編

外国語は面白い!ハングルの尊敬語編
特に喋れるようになったわけでも、
必要とする機会があるわけでもないのですが
今年の2月頃から
ハングルの勉強をしています。

NHK語学講座のアプリは
ほんとに素晴らしい!
長男とは基礎英語1を一緒に聴いています。

こんな素晴らしいアプリは、
最大限に活用せねば!ということで、
一時期は中国語とフランス語も
聴いていましたが、
さすがに自分は何をしているのだろうかと
哲学的気分になってしまったので、
その二つは3ヶ月でやめました。

さて。
ハングルは日本語と、
とても似ているので、
最初とっつきやすかったことが幸いして、
いまも続いているのですが、
当たり前のことながら、
やっぱり違う部分もあり、
語学マニアが言うには、
その違いを体感したときに、
脳汁が出るらしい。

確かにそこに喜びを見いだせなければ、
語学なんて苦行でしかないですよね。
私の場合は、そんな域には
到底達することはできないと思いますが、
違いが現れたときに、
「ここが脳汁ポイントか!」
と確認したうえで、
脳味噌を喜ばせる方向へ
持っていくようにしています。

そうやって、
ワンクッション置かないと、
喜びに辿り着けない鈍感を呪いたい。

しかし不思議なもので、
私のようにAからBへたどり着くために、
毎回Cを経由していると、
脳内ショートカットが起きるらしく、
A-C-Bを繰り返していると、
知らずうちにCをすっ飛ばして、
Bにたどり着くようになっていたりするが、
それはいつも「知らずうち」なので、
「あ!いま俺、初めてCを飛ばした!」
という瞬間に気づいたことはない。

そんなわけで、
最近はC、つまり、
脳汁ポイントの確認を経ることなく、
違いに気付いたら即、
気持ちよくなったりするわけですが、
今日、気持ちよかったのが、
ハングルでは身内にも尊敬語を使う、
ということです。

図のBさんのセリフ、
「はい、おりますが、今寝ています」は
直訳すると、
「はい、いらっしゃいますが、
今お休みになっています」です。
日本では間違いとされる言い方ですよね。

韓国では、身内でもそうでなくても、
目上であれば、尊敬語を使うそうで、
これを「絶対敬語」といいます。

こういう違いが、とても面白い!
と思うのですが、
日本語訳するときに、
これをどう扱うのか?というのも、
面白いテーマだと思うんですよね。
日本語で自然な形にするなら、
確かに「おりますが今寝ています」が
正しいんでしょうけど、
そのまま、
「いらっしゃいますが、
今お休みになっています」とするほうが、
韓国の文化を正しく
伝えられるようにも思います。

どっちのやり方が正しくて、
どっちのやり方が間違ってるとか、
そういうことは無いと思うのですが、
お互いのことをしっかりと理解するうえで、
仮に日本風に尊敬語を使わずに
訳されていたとしても、
裏側に潜む敬語のことを
感じておくことが大事なのではないか、
と、そういうことをもっと書いていたいのに
次男がニンテンドーSwitchの
大乱闘スマッシュブラザーズを
一緒にやるぞと言ってくるので、
そろそろ書くのをやめることにする。

次男は私に敬語を1ミリも使わない。
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