お願いフルーツ「その他」

政治家になめられないために私たちにできること

政治家になめられないために私たちにできること
受験の季節。
今年ほど大変な受験はこ
れまでなかったのではないか。
インフルエンザも花粉も大変だけれども、
今年はさらに
新型コロナウイルスの感染対策にも
気を配らなければならない。

条件は誰もが同じであるがゆえに、
感染してしまった場合、
自己責任を
押し付けられかねないのもツライ。

※ツライは辛いと書くと
カライような気がするので、
読み方が明らかな場合で
ツライと書くことが多いのは、
おそらくラジオの原稿を書く人間の習性。

受験といえば、
12月15日の「愛媛新聞」のコラムに
書いていたが、
最近は合成音声ソフト「ボーカロイド」
(ボカロ)で、
様々な声のバーチャルシンガーが、
「古代ローマ史」「中国歴代王朝史」
といったテーマ別の曲を
歌うのを見て覚えたりするらしい。

私の受験の頃といえば、
鳴くよウグイス平安京、
いい国作ろう鎌倉幕府、
あとはイクイクベルサイユ条約など。
ベルサイユ条約にいたっては、
語呂合わせにすらなっていないが、
不思議と今でも
はっきりと覚えているのだから、
性に目覚めた頃の少年の力はすさまじい。
鎌倉幕府なんて、
いまでは「いい国」では
なくなっているようだが、
「せっかく語呂がいいんだから、
わざわざ変更する必要があるのか」という
狂った意見が出ないことにほっとする。

そんな意見が出るわけないって思うけど、
そりゃあ思うけど、
でも、最近の我が国といえば、
そういう修正能力が
限りなく欠如しているではありませんか。
間違っているとわかれば、
ごめんなさいと謝罪したうえで、
すみやかに修正するのが
基本だと思うんだけど。

これができているのは、
省庁のなかでは唯一、気象庁だけだ。
気象については我々素人の目を
誤魔化すことができないからだ。
他の省庁に関することは、
我々素人には難しい問題だから、
「どうせわからないからいいだろう」
「わからないように
難しい言葉で説明してやろう」
ということが起こりがちになるのである。

では、誤魔化せないようにするには
どうすればよいかといえば、
そのためにも、私たちは、
政治の勉強を、
しっかりしておかなければならないのだ。
って昔、井上ひさしが
何かの本に書いていた。

全くその通りだと思う。
みんなでしっかり勉強して、
政治家になめられないようにしようぜ。
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