京都フルーツ

ブログde京都フルーツ 北大路魯山人生誕地

ブログde京都フルーツ 北大路魯山人生誕地

「お願いフルーツ」の「京都フルーツ」。
千年の歴史をもつ古都・京都には、
古くから受け継がれてきた
風習や季節の行事が
数多く残されています。
京都生まれの偉人も多く、
歴史の教科書に載っている人のなかにも、
京都人は驚くほど多いのです。
 
美食家で芸術家でもある
「北大路魯山人」もその一人です。
あの「海原雄山」が
敬愛したことでも知られる
北大路魯山人は
京都・上賀茂の社家に生まれました。
裕福な家庭に生まれた魯山人は、
幼少の頃から、非常に
「余裕」のある男で、
女にもモテて、クラスの人気者でした。
 
誰からも好かれる男でしたが、
そんな北大路魯山人に
常に対抗心をもつ男がいました。
男は魯山人が左へいけば右へ行き、
魯山人が黒といえば白という風に、
とにかく魯山人とは逆へ逆へ進みました。
上賀茂の社家に生まれた魯山人に対抗して、
鴨川でシャケの産卵に立ち会ったという、
都市伝説も残されています。
 
魯山人と逆へ逆へ進んで
生きたにも関わらず、
二人の人生は 輪廻の輪のごとく、
メビウスの輪のごとく、
不思議とリンクしておりました。
バッターボックスに立ち、
魯山人がルール通りに
一塁方向へ走るいっぽう、
男はルールを破り、
三塁方向へ走りますが、
結局は二塁ベース上で
二人は一緒になってしまうのです。
 
そうして男は、奇しくも
魯山人と同じ道を辿ることになりました。
「京都フルーツ」を
ご覧いただいている方なら、
もうおわかりですね。
その男こそが、西大路バレンティンです。
 
京都に生まれて・・よかったぁ・・・・。
 
お願いフルーツのブログde京都フルーツ、次回もどうぞお楽しみに。

TOP