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ブログde京都フルーツ 南禅寺水路閣

ブログde京都フルーツ 南禅寺水路閣
 「お願いフルーツ」の「京都フルーツ」。
千年の歴史をもつ古都・京都には、
その悠久の時を物語る、
歴史深い建築物が数多く遺されています。
 
南禅寺水路閣もその一つです。
南禅寺の境内に、どうしてこのような、
モダンなレンガ建造物が建てられたのか。
そんな話はおそらく他のサイトで、
腐るほど出てくることでしょう。
 
しかし、レンガは腐りません。
 
水路閣が明治時代に完成した頃、
その頑丈な造りに感嘆した
京都府の影の実力者、鷹峯義峰は、
どんな腐り切った精神でも、
このレンガたちなら、
受け入れてくれるであろうと、
そう信じて、毎晩、水路閣を訪れ、
影の実力者として、
これまでに消していった
ライバルたちへの思いを、
レンガに向けて
語りかけるようになりました。
 
鷹峯義峰はあくまで裏の人間なので、
その存在を知る人はいません。
水路閣でレンガに向かって
語り続ける奇妙な男の噂は、
瞬く間に界隈に広がりましたが、
その男が鷹峯義峰であるとは
誰も知りえませんでした。
 
しかし、
レンガに語りかける男の存在は、
人から人へと語り継がれ、
やがて、東京にもその噂が届き、
いつしか、トレンドとして
扱われるようになり、
明治の‪一時‬期は、
水路閣で秘密を打ち明けることが
大流行しました。
水路閣の前でプロポーズすることが、
男性の間で一種のステータスに
なったこともあります。
 
 
近年、サスペンスドラマでは、
犯人がやたらと
水路閣の前で自供しますが、
これも、鷹峯義峰が
由来になっていることは
言うまでもありません。
 
京都に生まれて・・
よかったぁ~~~~~。。
 
 
ブログde京都フルーツ、
次回もどうぞ、お楽しみに。
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