お願いフルーツ「その他」

アメリカあげます!

アメリカあげます!
山本コータローさんが、
1980年頃、ロサンゼルスで暮らした
1年ちょっとの体験をまとめた
エッセー集です。

どなたかが、
私の机に置いてくださっていて、
涌井はこんなんが好きなんやろうと、
涌井みたいなもんは、
どうせ、こんなんを置いといたら、
面白がって読むんやろうと。

どなたが置いてくださったのか、
わからないのですが、
ありがとうございます。
ちゃんと読ませていただきました。

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アメリカ映画で、
ラブシーンが出てくるのは、
「この登場人物は、
恋愛対象が異性なんですよ」と、
わからせるためのものなんだとか。

英語はビートの言葉で、
一拍、二拍、三拍、四拍というふうに
強拍のところに
アクセントをおく言葉がくるように
しゃべるから、ロックンロールなんかが
生まれたけど、
日本生まれのアーチストには、
そこまで理解して詞は書けないだろうとか。

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そういうのが、
一つ一つ、とても興味深く、
他の箇所でも要所要所で、
日本とアメリカの文化の違いや、
2018年と1980年の時代の違いなどを
感じることができました。

なにより、
ひょっとしてゴーストがいるんか?
と感じてしまうほどに
文章が読みやすく面白い!!
中身が面白かろうが、
出し方が面白くなければ、
他人には伝わらないんですよね。
ほんまに勉強になります。
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