お願いフルーツ「その他」

谷川俊太郎エトセテラリミックス

谷川俊太郎エトセテラリミックス
「詩」のことは
いいとか悪いとか、
あまりわからなくて、
それはこれまでに
触れてきた詩が
圧倒的に少ないからやと思います。

とにかく数、触れることで、
良し悪しって、
自分なりにわかってくるのだと思うんです。

仕事柄、全く興味の湧かない音源を
聴くこともありますが、
それはそれで、
アルバムを通して聴くと、
なんとなく、「聴き方」みたいなものが、
わかってくるような気がします。

わからないのは「聴かない」からなんです。
みんな、「わからない」のを
「よくない」とか「悪い」に
置き換えすぎです。
もっと謙虚に生きなければいけませんね。

とはいえ、
少し触れただけで、
わかった風になるのは、
自分に嘘を付いているのと同じであり、
それは「ヅラ」のようなものです。
知ったつもりになり、
「知った」を「かぶってる」だけなのです。

私は「詩」のことを
あまり、わかっていないのですが、
この「谷川俊太郎エトセテラリミックス」は
赤塚不二夫とか、和田誠とか、
横尾忠則とかが、
谷川俊太郎と競演して、
谷川俊太郎の詩の世界への入り口を
広げてくれています。

「詩」のことはわからないのですが、
私は この試みにとてもワクワクして、
全編、声に出して読んでみました。

声に出して読んでみたら、
なんとなく、
前よりは詩のことが
わかった気がしましたが、
たぶん、いまはまだまだ、
かぶってるから、
これから、もっともっと、
いろんな詩に触れてみたいものです。

なんでもそうですが、
「入口」は入りやすいのがいいですね。
TOP