京都フルーツ

京都の朝はイノダコーヒの香りから。

京都の朝はイノダコーヒの香りから。
京都の朝はイノダコーヒの香りから。
俺は昨日、
初めてイノダで朝を始めました。

上品極まりないお部屋で、
姿勢を正し、
おそらく、あまり美しくない食べ方で、
キレイに全て食べ切った。

俺はあの清楚な空間で、
ただただ食欲に身を任せ、
幸せを食べたのだ。

背徳感と、
それに勝る満足感と。
ああ、ただ「なんとなく」じゃなく、
「この日」と心に決めて、
来てよかった。

あんな多幸感に包まれた朝は
はじめてだったかもしれない。
大変美味しゅうございました。

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イノダコーヒ本店
昭和21年に開店した老舗喫茶店です。
ある一定の年代以上の方にとっては
イノダでモーニングは
一つのステータスになっていますな。

谷崎潤一郎、池波正太郎ら
名だたる文豪が愛したお店。
高田渡「コーヒーブルース」にも
登場します。
次は池波正太郎が「男のカツサンド」と
評したボリューム感いっぱいの
ビーフカツサンドを食べてみたい。
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