お願いフルーツ「その他」
読書フルーツ 京都学ことはじめ
考古学者の森浩一さんと、
12分野の専門家の皆さんとの対談が
まとめられています。
2004年に出されている本で、
調べてみたら森浩一さんは
2013年に亡くなっておられました。
何が面白いって、
専門家vs専門家が、
お互いを信頼しながら喋ってる。
それを覗き見させてもらってる。
こんな面白いことはないです。
私は職業柄なのか、
バンドやってたからなのか、
周りに音楽人が多く、
音楽人同士が専門的なことを
話しているのを聞いているのが、
とても好きだったりするのですが、
誰なのかよくわからない人が、
自分にとって、
まったく専門外で、
ちんぷんかんぷんなことを
話していても、
専門家同士の会話って、
面白いものですね。
ただし、
そこには「信頼」がないことには
面白さは醸成されません。
例えば、
森浩一さんと
中国音韻学が専門の森博達さんの
対談のなかで、
森浩一さんが、
「京都府山城町の椿井大塚山古墳
などで出土した三角縁神獣鏡について
どう考えますか」と
森博達さんに質問するわけです。
この質問が成り立つのは、
お互いに信頼関係があるからやと
思うんです。
もし、自分が森博達さんやったらと
想像すると、私は、
ドキドキが止まらなくなる。
事前に打ち合わせとかが、
あったのかは知りませんけど、
いきなり、あんな質問されたら、
私なら手から汗がにじみ出て、
碌に何も喋れないです。
いまの私が、というわけではなく、
もし、私が森博達さんだとしても、
絶対喋れないです。
12人の専門家との対談全てが
そんな感じで、なんというか、
「シュート」してるんですよね。
それなのに、ちゃんと、
「プロレス」になってるというか。
プロ同士にしか放つことができない
凄味を12パターンも、
読むことができました。
この域に達するためには、
精進するしかないだろうね。
がんばろ。
12分野の専門家の皆さんとの対談が
まとめられています。
2004年に出されている本で、
調べてみたら森浩一さんは
2013年に亡くなっておられました。
何が面白いって、
専門家vs専門家が、
お互いを信頼しながら喋ってる。
それを覗き見させてもらってる。
こんな面白いことはないです。
私は職業柄なのか、
バンドやってたからなのか、
周りに音楽人が多く、
音楽人同士が専門的なことを
話しているのを聞いているのが、
とても好きだったりするのですが、
誰なのかよくわからない人が、
自分にとって、
まったく専門外で、
ちんぷんかんぷんなことを
話していても、
専門家同士の会話って、
面白いものですね。
ただし、
そこには「信頼」がないことには
面白さは醸成されません。
例えば、
森浩一さんと
中国音韻学が専門の森博達さんの
対談のなかで、
森浩一さんが、
「京都府山城町の椿井大塚山古墳
などで出土した三角縁神獣鏡について
どう考えますか」と
森博達さんに質問するわけです。
この質問が成り立つのは、
お互いに信頼関係があるからやと
思うんです。
もし、自分が森博達さんやったらと
想像すると、私は、
ドキドキが止まらなくなる。
事前に打ち合わせとかが、
あったのかは知りませんけど、
いきなり、あんな質問されたら、
私なら手から汗がにじみ出て、
碌に何も喋れないです。
いまの私が、というわけではなく、
もし、私が森博達さんだとしても、
絶対喋れないです。
12人の専門家との対談全てが
そんな感じで、なんというか、
「シュート」してるんですよね。
それなのに、ちゃんと、
「プロレス」になってるというか。
プロ同士にしか放つことができない
凄味を12パターンも、
読むことができました。
この域に達するためには、
精進するしかないだろうね。
がんばろ。