京都フルーツ

そうだ 京都、行こう。

そうだ 京都、行こう。
あわてない、あわてない、
一休み一休み。

一休さん縁のお寺、酬恩庵、
通称「一休寺」へ。
今年の「そうだ京都、行こう。」
秋はこの酬恩庵が
ポスターに使われています。

四条烏丸から近鉄「新田辺」へ、
そこから20分ほど歩いて到着。
私にとっては紛れもなく、
「そうだ京田辺、行こう。」でした。

ポスターに写されているのは
去年11月22日頃の写真なので、
おそらく今年も、
そのくらいの時期に
真っ赤に染まるのではないかと、
お寺のお姉さんが言うてました。

方丈の庭園では、
六十歳くらいのおじさまが、
おそらく奥様であろうご婦人に
「見てみぃ、あそこの刈込、
ハートに見えるやろ?」と、
少しばかり、はしゃいでおられて、
奥様は「はいはい、そうですね」と
あしらっておられました。

夫婦かどうか、
確かではありませんが
なんにせよ、
理想的な関係と思いました。

襖の虎を外に放とうとする一休や
「このはしわたるべからず」もあり、
なんか、さながら、
ユニバーサルスタジオ一休でした。

人生なんて、
この世からあの世へ行くまでの
ほんの一休みなんだから、
雨が降ろうが風が吹こうが、
気にしない気にしないっていう
一休さんの言葉が嬉しかったね。

帰りに寺併設の食事処「一休庵」で
食べた一休うどんも美味しかった。

方丈の中がなんとなく、
独特のツンとした匂いがあって、
まぁ歴史あるお寺やし、
寺それぞれに放つ「匂い」って
あるよなぁ、
くらいに思ってたのですが
電車に乗ってからも、
まだ同じ匂いがするんですよね。

おかしいな、なんでかな?と
思っていたのですが、
いま、わかりました。
お土産に買った一休寺納豆です。

さっきまで、
気を使いながら書いてましたけど、
この際、はっきり、
言わせてもらいます。
「臭い」です。
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