京都フルーツ

喫茶店のお話シリーズ。

喫茶店のお話シリーズ。
六曜社珈琲店1Fにて、
コーヒー(コールド)とドーナツ。

この店の飾らない、
滲み出る上品さが好きです。
昔は苦手でもありました。
なんか、湖北の田舎もんは、
入口で「試されてる」感じが
あるんです。

お店の側は、
そんなつもりは
全くないんでしょうけどね。

祇園の一見さんお断りは
「店肌が荒れるのを防ぐ」
という理由もあるそうですが、
祇園に限らず、
京都のお店の「入りにくさ」は
お店の肌荒れを
予防しているのかもしれません。

何がきっかけか、
忘れましたけど、
ここ最近は 余計なことを考えず、
無事に入れるようになりまして、
同じものを注文するのですが、
何がいいかって、まず、
照明の暗さが落ち着くんですよね。

このお店では、
スマートフォンの灯りは
眩しすぎるから、
使わないでおきたい。

お店自体に
よそよそしさはないんですが、
アットホームというわけでもなく、
私にとっては、
適度な緊張を持たされる場所でして、
おかげで、
コーヒーにもドーナツにも、
その一口ずつに、しっかりと
向き合えるような気がします。

この感じって、
六曜社に限らないのですが、
なんというか、
凛とした感じが好きで、
よくも悪くも、
なぁなぁで終わらせてる毎日を
リセットして、
整えてくれるようなお店です。


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