お願いフルーツ「その他」

雑誌フルーツ 文藝春秋

雑誌フルーツ 文藝春秋
雑誌を通して、
いままで触れてこなかったものに
触れてみようということで、
不定期で無作為に
雑誌を選んで読んでいます。

今回は「サザン桑田佳祐独白」を
読みたくて買ったから
無作為ではないのですが、
文藝春秋、ヤバいっす。面白いです。

特に私が興味深く読んだのは、
「この人の月間日記」
たぶん、毎月、旬の人を一人選んで、
日記を書いてもらう企画なんですが、
今回は筑波大学学長補佐で准教授、
デジタルネイチャー
推進戦略研究基盤長の落合陽一さん。

私はこの人のことを
全く知らなかったのですが、
まぁ、住んでる世界が違いすぎて、
見てはならないものを
見てしまったような、
それなのに、
次を欲しがっているような、
不思議な感覚でした。

ひょっとして、
何度も何度もやられたのに、
そのたびに甲斐キャノンに
立ち向かった緒方監督も、
似たような
感覚だったのかもしれない。

とにかく落合陽一さんの日記は
いまの私の暮らし方を
「そんなとこで何やってんの?」と
嘲笑っているようであり、
非常に好かない
感じがあったわけです。

とはいえ、
毎日朝6時前に起き、
8時までの間は研究のミーティング、
9時までは仕事の打ち合わせか取材、
その後19時までは会社か大学勤務、
23時まではゼミか取材か会議、
26時までは執筆、研究、
または出版系の打ち合わせ、
それ以降は作品制作なんて暮らしが
私にはできるわけもなく、
何かしら突き抜けてる人は、
どこかがおかしいのであるなぁと、
納得させてくれもしたわけです。

ただ、全体として面白かったけど、
内容が私には濃すぎました。
月刊ですけど、
半年に1回くらいでいいかな。
文藝春秋が
濃すぎない男になりたい。
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