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池上さんは、
今年、何かと良からぬ噂？も
ありましたけど、
真偽のほども定かではないけれど、
１つ確かなことは、
池上さんの言うこと、書くことは、
理路整然としていて、
とにかくわかりやすいということ。

政治経済、国際ニュース、
いろいろと、
ややこしい問題を孕む話題を
偏った視点に陥らずに、
最終的に「どう考えるか」は、
受け取る側に委ねながら、
解説されるところが大好きです。

自分の考え方が固まり、
知識が深まっていくほど、
ひょっとしたら、
物足りなく感じるように
なるのかもしれないけれど、
逆に、自分が凝り固まって
しまってるな、と感じたときは、
池上さんに帰ってみると、
思考が柔らかくなる気もする。

世の中の出来事のことについても、
しっかりと理解を深めておかないと、
何かを創るときに、
どうしても「ズレ」が生じてしまう。

誰か有名な人が言っていました。
「型破りってのは型があるから
成り立つものだ」と。
そうなんですよね。
だから私は時折、
池上さんの本を読んで、
自分なりの型を
整えているのかもしれません。