お願いフルーツ「その他」

主語のある国

主語のある国
日本語は主語がないと
よくいわれます。

島国であり、
村社会を構成してきた日本は
「誰が」を強調しなくても、
会話が成り立ったのでしょう。

ちゃんと読んだことがないのですが
『源氏物語』も、
主語がないところが、
難解さに繋がっているそうですね。
都の顔見知りに
読んでもらうくらいの感覚しか、
なかったのかもしれません。

そう思うと、
いつ頃からなのかは知りませんが、
クラスに一人や二人は、
自分のことを名前で言う人、
いたじゃないですか。
私なら「僕」とか「私」ではなく
「慎は〜」みたいな。

これを使う人というのは、
子供の頃から、
他者と付き合う機会が
多かったんじゃないかな。

これから日本は
どんどん海外から移り住む人が
増えていくみたいですし、
ひょっとしたら、
近い将来、主語がある国に
変わっていくのかもしれません。

ちなみに我が家の次男も、
自分のことは「涌井」といいます。
写真はそんな次男への
クリスマスプレゼント。
ジョジョのことなんか知らんけど、
喜んでくれるでしょうか。
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