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矢田寺のかぼちゃ供養

矢田寺のかぼちゃ供養
寺町あたりを散歩していると、
小さなお寺が点在しています。
さすが「寺町」。

この矢田寺も
寺町三条上ルにあるお寺です。
小さなお寺ですが、
たくさん提灯が飾られていて、
なんとなく
賑やかな雰囲気がありますが、
ものすごく静かなお寺です。

白鳳4年(700年)、
天武天皇、持統天皇の勅願所として、
奈良・大和郡山市にある
矢田寺の別院として、
建立されました。
もともとは壬生にありましたが、
豊臣秀吉の都市区画整理によって、
現在の場所へ移されました。

そうなんです。
豊臣秀吉によって、
寺町は寺町になったのです。

「矢田寺」の本尊は光仁7年(816年)、
日本で初めて作られたとされる
地蔵菩薩です。
代受苦地蔵と呼ばれ、
人々の苦しみを代わりに
受けてくださるそうです。

毎年12月23日には
「かぼちゃ供養」が行われます。
冬至の日にカボチャを食べると
中風除けや諸病退散になると
いわれていることに加え、
忙しい師走の時期にカボチャを食べて
一息ついてくださいな、
という想いから二十数年前
(ひょっとしたら30年くらい前)から、
行われている行事です。

本当は今朝早くに投稿していれば、
このブログを見て、
「行ってみよっかな?」って
なる方もおられたかもしれませんが、
たぶん、もう終わってます。
残念でした。
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