お願いフルーツ「その他」

年々綺麗になっていく原由子

年々綺麗になっていく原由子
桑田佳祐がユーミンに
抱きつかれてキスされても、
マンピーのG☆SPOTを歌ってても、
マリンルージュで愛されて、
大黒埠頭で虹を見て、
シーガーディアンで酔わされて
まだ離れたくないと、
不倫の歌を歌われても、
原由子は いつも少し奥の仕事場で
淡々と笑みを浮かべながら、
キーボードを弾いている。
G☆SPOTと歌っていたりもする。

そんな原由子が大好きだ。

子供の頃は
正直、全く思わなかったんですけど、
年々、原さんのことが、
とても綺麗に思えてきた。

実際に綺麗になってると思う。
キーボーディストとしても、
歌手としても、
洗練されてきてると思う。
原さんはそれがわかりやすいけど、
桑田さんも関口さんも
松田さんも毛ガニさんも、
洗練されてきてると思う。

バンドとして、
ずっと現在進行形なのだ。
サザンは昔の曲のことを
「いま聴いても新しい」なんて
言われたりするけれど、それは嘘だ。
いまのサザンが演奏するから、
古臭さを感じないのだと思う。
この人たちはずっと現役だ。
バンドはつくづく生き物なのだ。

この人たちみたいな、
大衆に対する責任感みたいなものを
アマチュアも
持っておかないとあかんよなぁ。
ライブやらレコーディングやら、

バンドマンは忙しい。
そのうえ、多くのバンドマンは
暮らすために働かないといけない。
それでも、忙しさを理由にして、
稽古を疎かにするようではいけない。

自分たちが楽しけりゃあ、
それはそれでいいんやけども、
初めてライブを見にきたお客さんを
その稽古量でちゃんと
満足させられるのかい?
ってことを、
キャリアを重ねるほど、
軽く考えがちになるから、
サザンみたいな人たちが、
一生懸命やってるのを見ると、
安心するのと同時に、
がんばらなあかんよなぁって思うな。

とにかく、
昨日NHKでやってた
サザンの番組最高でしたわ。










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