お願いフルーツ「その他」

読書フルーツ 『大人のための恋愛ドリル』

読書フルーツ 『大人のための恋愛ドリル』
読書その21
『大人のための恋愛ドリル』

柴門ふみさんが
三十代〜五十代から聞いた
恋愛エピソードを分析して、
年を重ねても恋愛ベタな読者に
恋愛指南しています。

とにかく全編に
目を疑うような
くずエピソードが出てきますが、
それに対する
サイモンさんの分析の鋭さが面白い。

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最近私は、
恋愛とは
頭がちょっと
おかしくなることである、
と気づいた。

通常の判断能力が欠如してしまう。
挙句に、
自分に都合のいいストーリーを
頭の中に組み立て、
不都合な現実を排除しようとして
「でもね」を繰り返す。

裏を返せば愛情は、
「でもね」から成り立っている
とも言える。
すべての敵から
愛する人を守ろうとするのだ。
「でもね」の量が多いほど
愛情は深いといえるが、
その分苦しいことも多くなる。

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巻末の小室哲哉との対談も
おもしろかった。
小室哲哉いわく、
最近男性の性欲が
なくなってきてるのは、
女性が艶めかしく
なくなってきたかららしいです。

その対談に出てきて知ったんですが
柴門ふみさんって
弘兼憲史さんとご夫婦なんですね。
『東京ラブストーリー』と
『課長 島耕作』が夫婦ってすごいな。


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