お願いフルーツ「その他」
読書フルーツ『菊葉荘の幽霊たち』
読書その24『菊葉荘の幽霊たち』
角田光代さんの小説です。
大家さんに急に、
部屋を出ていけといわれた
吉元は 彼女みたいな、
そうじゃないみたいな女と、
次に住む物件を探しながら、
いろんな街を散策しています。
住みたいアパートに住みたい、
という確固たる信念が吉元にはある。
やがて、住みたいアパートを
見つけたのですが、
そこは「空き」がない。
それでも住みたい。
じゃあ、誰かに
出ていってもらうしかない。
ということで、
吉元・・ではなく、
彼女みたいな、
そうじゃないみたいな女のほうが、
そのアパートに探りを入れます。
アパートに住む
大学生の蓼科という男と懇意になり、
部屋で半同棲することになり、
蓼科とは やることはやりながら、
他の部屋の住人のことも、
探りを入れていくのですが。
なんか、
変な気持ちになります。
「そんなこと、ある!?」って思い、
なんにも共感できず、
最初は全く入り込めないんですけど、
入り込んでしまうと、
ぐいぐいと引き込まれていき、
私、一晩で読み切ってしまいました。
最初の設定に「え?」ってなって、
入り込むのをやめてしまうのは、
とても、もったいないです。
なんて突飛な、
現実離れした話だと思いましたけど、
その世界の当たり前は、
実は 現実世界でも当たり前で、
読み終えてみると、
最初に思ってた違和感も、
「いや、まぁ、
そういう人もいるんかな」って、
そんなに変な話でも、
なかったように思えました。
いや、やっぱり、おかしかったわ。
とか、なんとか言いながら、
つるっと一晩で
読ませてしまうあたりが、
角田光代さんの素敵なところ、
なんでしょうね。
角田光代さんの小説です。
大家さんに急に、
部屋を出ていけといわれた
吉元は 彼女みたいな、
そうじゃないみたいな女と、
次に住む物件を探しながら、
いろんな街を散策しています。
住みたいアパートに住みたい、
という確固たる信念が吉元にはある。
やがて、住みたいアパートを
見つけたのですが、
そこは「空き」がない。
それでも住みたい。
じゃあ、誰かに
出ていってもらうしかない。
ということで、
吉元・・ではなく、
彼女みたいな、
そうじゃないみたいな女のほうが、
そのアパートに探りを入れます。
アパートに住む
大学生の蓼科という男と懇意になり、
部屋で半同棲することになり、
蓼科とは やることはやりながら、
他の部屋の住人のことも、
探りを入れていくのですが。
なんか、
変な気持ちになります。
「そんなこと、ある!?」って思い、
なんにも共感できず、
最初は全く入り込めないんですけど、
入り込んでしまうと、
ぐいぐいと引き込まれていき、
私、一晩で読み切ってしまいました。
最初の設定に「え?」ってなって、
入り込むのをやめてしまうのは、
とても、もったいないです。
なんて突飛な、
現実離れした話だと思いましたけど、
その世界の当たり前は、
実は 現実世界でも当たり前で、
読み終えてみると、
最初に思ってた違和感も、
「いや、まぁ、
そういう人もいるんかな」って、
そんなに変な話でも、
なかったように思えました。
いや、やっぱり、おかしかったわ。
とか、なんとか言いながら、
つるっと一晩で
読ませてしまうあたりが、
角田光代さんの素敵なところ、
なんでしょうね。