京都フルーツ

読書フルーツ『京都はんなり暮らし』

読書フルーツ『京都はんなり暮らし』
読書その26『京都はんなり暮らし』

京都生まれ京都育ち、
歴史小説作家の澤田瞳子さんが、
京都の暮らし、
京都人の考え方、
京都ってこんな街、
っていうのを教えてくれる一冊。

何がきっかけだったか、
忘れたんですが、
澤田瞳子さんの文章を何かで読み、
(確か日経新聞夕刊のコラム
「プロムナード」だったと思う)
とても面白い方だなぁと感心して、
以来、澤田瞳子さんが書いた文章には
触れられる限り触れているのですが、
(と言いつつ、小説はまだ、
一冊も読んでないんですけど)
やっぱり面白いっすね。

いつか、
直にお会いしたい方ナンバー1です。

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メールというのは相手から踏み込まれず、触れたくなければ知らんぷりすらできる、実に京都人向けの連絡ツールだと思う。その点、同じ携帯やスマホを使った通信でも、電話は実に東京的だ。いったんかかってくれば着信履歴が残り、かけ返さなければならない。その点でいえば、ラインも東京的なツールと言えようか。

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↑これだけでも、
とても面白い方だというのは、
わかるんじゃなかろうか。

ほかにも、
京都の人の思考回路が、
わかりやすく書かれていて、
めんどくさいなぁ、と思う反面、
自分も「ぽく」なってるな、
と思う部分もあり、
そのいっぽうで、
「ぽく」なってるなんて、
一瞬でも感じた自分が
恥ずかしくなったりもする。

京都の人が難しいのか、
澤田瞳子さんが難しいのか、
わかりませんけど、
この人、絶対、変わりもんや。
っていうのは感じます。
だからこそ、
一度、絶対お会いしたいのですが。

いやぁ、
しかし、文章が上手い人は羨ましい。
澤田瞳子さんと、
今回は関係ないんですけど、
土門蘭さんの文章を読むと、
私はいつも、そう思うのです。
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