お願いフルーツ「その他」

読書フルーツ 『パイルドライバー』

読書フルーツ 『パイルドライバー』
2019年読書その29
『パイルドライバー』

涌井大宴会を終え、
落ち着いたと思ったら父が亡くなり、
ブログ用に書き溜めていたストックも
底を付いてしまい、
ずいぶん前に読み終えた本のことは
まだ書けていないという状態です。

この『パイルドライバー』ていう
絵本も、読み終えたときは
「なんという作品に出会ったんや!」
と感動したものですが、
それから一ヶ月くらい経ったいま、
完全にその感動は
色あせてしまっています。

めちゃくちゃに気持ちよかった
オナニーのことを
覚えていないのと同じでしょうか。
いや、それはあまりにも
絵本に失礼か。

『パイルドライバー』は
タイトルがすでに「フリ」に
なってるんです。
タイトルを把握しないままに
読み進めてしまうと、
この絵本の面白さは
半減してしまう気がします。

「パイルドライバー」というワードに
親しみを覚える、私のような、
かつてのプロレスファンなら、
このタイトルの持つパンチ力に
気づくでしょうけど、
それに気づけない人は

おもしろいけど、
「ふ〜ん」って感じ。
で終わらせてしまうのでは
ないでしょうか。

とにかく、
その面白さには
とても感動したのですが、
結局、一ヶ月経ったいま、
すっかり色あせてしまったので、
後世に語り継いでいきたい名作!
というわけではないようです。

けなしてるわけではなく、
そのくらい、
気軽な作品もあっていいじゃない?
っていうことです。
いつまでも深く愛し続けることだけが
果たして人生なのかい?
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