京都フルーツ

舞鶴探訪その2 マージャンハウスグリーン

舞鶴探訪その2 マージャンハウスグリーン
2017年12月31日、
ガキの使いやあらへんで!
笑ってはいけないスペシャルで
浜田さんが扮した
エディ・マーフィーが
物議を醸したのを
覚えておられる方は
多くないかもしれないですが、
いま、この文章で思い出した方は
多いのではないでしょうか。

「黒塗りメイク」が、
人種差別や文化的配慮の欠如だと
激しく非難されていました。
顔を黒く塗り、黒人を風刺する
「ブラックフェイス」は
侮辱的風習であるとされています。

かつての日本では、
こういった類のことが、
批判を受けることは
ありませんでした。

おそらく昭和の時代に
描かれたであろう、
この麻雀店のイラストが、
それを物語っています。
平成が終わろうかという いま、
新店がこのイラストで
オープンしたら、
間違いなく、大バッシングを浴び、
オープン延期を余儀なく
されるでありましょう。

昭和っておおらかな時代だったよね、
と言いたいわけではありません。

ここにきて、
ようやく日本は
島国的、鎖国的発想から飛び出し、
国際的な感覚が
身についてきたのでありましょう。

閉鎖的な空間でしか、
共有できない「内輪受け」をやめ、
開放された世界にも
受け入れてもらえるセンスを
磨いていかなければなりません。

ただ、
この写真のイラストにみられる
昭和の感じが、
私はキライではありません。

開放された世界を意識しながら、
内なる空間でも、
面白さを追求していきたい。
っていう、
なんというか、
とてもワガママな気持ちが、
年に一度の涌井大宴会に対する
私のモチベーションに
なっているように思います。
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