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読書フルーツ『三国志の教えと名言』

読書フルーツ『三国志の教えと名言』
2019年 読書その33
『三国志の教えと名言』

三国志関係の本を
いろいろと読みすぎていて、
どれのことを書いたか?
忘れてしまってるのですが、
確かこれはまだ書いてないはず。

タイトルに全てが詰まってます。

三国志の教えと名言を
紹介している本です。
「泣いて馬謖を斬る」とかですね。

私が好きのは呂蒙ゆかりの名言。
「呉下の阿蒙にあらず」
「士別れて三日ならば、
即ち更に刮目して相待つべし」。

呂蒙は武勇一点張りで
ちょっと頭の悪い人物でしたので、
主君の孫権が、
「もっと勉強したほうがいいよ」と
アドバイスしたところ、猛勉強して
高い教養を身に付けました。

そわなある日、
呂蒙が参謀の魯粛と対談した際、
魯粛は その知識の深さに驚き、
「もう昔のアホの
蒙ちゃんじゃないね」
(呉下の阿蒙にあらず)と言いました。

これに対して呂蒙は、
「日々努力している者は、
三日も会わなければ、
目を見張るほど
進歩しているものです」
(士別れて三日ならば、
即ち更に刮目して相待つべし)と
返したわけです。

これ、呂蒙もすごいんですけど、
ちゃんと呂蒙の成長を認めた
魯粛もすごいんですよね。

魯粛みたいな人って
少なくないですか?
レッテルを貼って、
そのレッテルに人を
はめ込もうとしてしまう。

そうならないように、
ちゃんと人のことは
見ていないといけません。
その人間観察こそが、
自分の人生を豊かにするのだと
思っています。
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