お願いフルーツ「その他」
読書フルーツ 『はやくちことばでおでんもおんせん』
2019年 読書その51
『はやくちことばでおでんもおんせん』
おでんの具たちが、
(タネっていうのですかね?)
温泉で寛ぐ様子が、
早口言葉を交えながら、
リズミカルに描かれていて、
日本語の面白さを感じることができる
大変面白い絵本です。
もともと日本の「お噺」って、
文字ではなく、口伝だったから、
伝えやすく、伝わりやすいためには
リズミカルにする
必要があったはずなんですよね。
五七調ってのも、
その発想の延長線上に
あるものでしょう。
あるいは出発点にあるものかしら。
『平家物語』にしても、
琵琶法師たちが行脚しながら、
伝えていたからこそ、
祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり、と、
まぁ、リズミカルなわけですよね。
早口言葉も基本的には
生麦生米生卵なんかは
わかりやすく、
タンタンタンタンのリズムずら。
殿馬ずら。
普通に喋れば
とてもリズミカルなのに、
少し言いそびれることで、
そのリズムから
転げ落ちてしまうところが、
面白いわけですよね。
すっかり、
「書いて」
「読んでもらう」のを
ベーシックに考えるように
なってしまいましたけど、
それでも、読んでて、
リズムに乗りやすい文章のほうが、
断然読みやすいものですから、
もっとブログの文章も、
その「リズム」っていうところに
気を付けておかないといけないなと、
考えるようになりました。
『はやくちことばでおでんもおんせん』
おでんの具たちが、
(タネっていうのですかね?)
温泉で寛ぐ様子が、
早口言葉を交えながら、
リズミカルに描かれていて、
日本語の面白さを感じることができる
大変面白い絵本です。
もともと日本の「お噺」って、
文字ではなく、口伝だったから、
伝えやすく、伝わりやすいためには
リズミカルにする
必要があったはずなんですよね。
五七調ってのも、
その発想の延長線上に
あるものでしょう。
あるいは出発点にあるものかしら。
『平家物語』にしても、
琵琶法師たちが行脚しながら、
伝えていたからこそ、
祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり、と、
まぁ、リズミカルなわけですよね。
早口言葉も基本的には
生麦生米生卵なんかは
わかりやすく、
タンタンタンタンのリズムずら。
殿馬ずら。
普通に喋れば
とてもリズミカルなのに、
少し言いそびれることで、
そのリズムから
転げ落ちてしまうところが、
面白いわけですよね。
すっかり、
「書いて」
「読んでもらう」のを
ベーシックに考えるように
なってしまいましたけど、
それでも、読んでて、
リズムに乗りやすい文章のほうが、
断然読みやすいものですから、
もっとブログの文章も、
その「リズム」っていうところに
気を付けておかないといけないなと、
考えるようになりました。