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読書フルーツ『インドでわしも考えた』

読書フルーツ『インドでわしも考えた』
2019年 読書その58
『インドでわしも考えた』

椎名誠って、子供の頃、
(なので昭和の終わり頃)
よくテレビに出てましたよね。
確か。

思えば、
林檎よりも先に有名だった
「椎名さん」の気がします。

それで、
たぶん椎名誠さん(シーナさん)が
有名になるきっかけになったのが、
この本じゃなかったでしょうか。

読んだことは無かったですが、
タイトルだけは昔から知ってました。

読んでみてわかったことですが、
昔からインドのことを日本人が
「一度行ったら戻りたくない、
というくらいインドに魅せられるか、
二度と行きたくない、
というくらい嫌悪するか、
どちらかに分かれる」
というようなことを言う、
出典はこの本やったんですね。

だいたい、
上記のセリフは
インドにハマった側からしか
聞きません。
そんでもって、
ハマった側はどういうわけか、
得意げで誇らしげなんですよね。

それは もう、間違いなく、
「あんなに人によっては
嫌悪の対象になる国を
受け入れている俺」に
酔っちゃってる部分は
多かれ少なかれあると思います。

京都に暮らしていると、
インドに限らず、
例えば、「大阪で仕事してる俺」、
あるいは「東京の空気を知ってる俺」
という具合に、
京都よりも大都市である街のことを
知っていることで、
京都しか知らない人に対して、
よくわからないマウントを
とってくる人間、
あれはいったい何なんでしょうかね。

世の中の「恥じらうべきもの」を
ギュギュッと凝縮したものが
服着て歩いているように見えます。

私の勝手な想像ですが、
大阪東京レベルで、
マウントをとろうとする人間は
おそらくインドには
太刀打ちできないでしょう。

はなからバカにして
終わるんじゃないでしょうか。

さて、
シーナさんの旅行記は
他にもいろいろと読んでいますが、
この方は 本当に旅が似合うし、
旅先での発見を素直に喜び、
自然体で受け入れておられます。
旅慣れてないと、
こういうスタンスは
取れないんでしょうなぁ。

この本に関していうと、
ただのインド旅行記ではなく、
地上3mほど浮くヨガの達人を
探す旅というテーマがあるので、
是非最後まで、
そのヨガの達人に出会えるかどうか、
ワクワクしながら読んでほしいです。
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