京都フルーツ

京都国立近代美術館のカフェ

京都国立近代美術館のカフェ
京都国立近代美術館で
河井寛次郎の展覧会を観たあと、
館内のカフェで一休みいたしました。

展覧会を観るだけでも、
文化レベルを上げた気になり、
正直「いきった感じ」に
なっているところを、
さらに館内の静かなカフェで
小休止、
というようなことをすることで
ますます、文化人気取りができる。

いやはや、
カタチから文化人ぶりたがる、
私のような人間には
ミュージアムにカフェがある、
ってのは 最高ですね。

普段、大阪で仕事をしてることや
東京の空気を知ってることを
威張る人たちのことを
心底、恥ずかしい人たちだと
思っている私ですが、
所詮は同じ穴の狢なわけです。

ただ、
弁解というほどでもないのですが、
私の見解を述べさせていただくと、
展覧会を観たあとに、
1人、カフェでコーヒーを飲みながら
過ごす時間というのは、
なにも気取るためだけのものでなく、
先ほどまでに得た膨大な知識を
頭のなかで整理整頓するのにも
ちょうど良いということですね。

この「ちょうど良い」というのが
ポイントなんやと思います。
実際、この館内のカフェ、
名前が「505」っていうんですけど、
505といえば ジーンズの定番、
ではないですか。

どっちも「ちょうど良い」んです。

いままでの人生で、
気取ることなんて、
ほとんど無かったので、
これからは気取って気取り、
気取りまくって、
やがて、それが気取ってない感じに
身の丈に合ったような感じに
なっていけたら、ええなぁ、と
思っておる次第です。
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