お願いフルーツ「その他」
読書フルーツ『やきざかなののろい』
2019年 読書その61
『やきざかなののろい』
焼き魚が嫌いな「僕」が主人公。
タイトルから想像するのは、
焼き魚が嫌いな「僕」が、
焼き魚に呪われる、
というお話ですよね。
私も そう思っていました。
主人公の「僕」と、
嫌われ者の「焼き魚」を軸に
物語が進むのだろう。
あと、出てくるのは
「僕」のお母さんくらいだろうと、
思っていて、
しばらく読み進めても、
その通りだったので、
あ、これはおそらく、
「予定調和側」の絵本だな、と
思ったところに、「猫」が現れて、
この猫のおかげで、
物語が意外性のある方向へと
進むことになります。
ある物語を突然変化させたければ
登場人物を増やすことですね。
この場合「人物」ではないですが。
当たり前の日常を脅かすのは
いつも「他者」の仕業なんですね。
他者がいなければ、
平和であろうけど、
面白くはないでしょう。
とはいえ、
他者は 存在だけで、
ストレスに繋がったりする。
それでも、そのストレスと引き換えに
他者によって人生は
とても彩豊かなものになる。
そういうことを
猫が改めて確認させてくれた
お話でした。
『やきざかなののろい』
焼き魚が嫌いな「僕」が主人公。
タイトルから想像するのは、
焼き魚が嫌いな「僕」が、
焼き魚に呪われる、
というお話ですよね。
私も そう思っていました。
主人公の「僕」と、
嫌われ者の「焼き魚」を軸に
物語が進むのだろう。
あと、出てくるのは
「僕」のお母さんくらいだろうと、
思っていて、
しばらく読み進めても、
その通りだったので、
あ、これはおそらく、
「予定調和側」の絵本だな、と
思ったところに、「猫」が現れて、
この猫のおかげで、
物語が意外性のある方向へと
進むことになります。
ある物語を突然変化させたければ
登場人物を増やすことですね。
この場合「人物」ではないですが。
当たり前の日常を脅かすのは
いつも「他者」の仕業なんですね。
他者がいなければ、
平和であろうけど、
面白くはないでしょう。
とはいえ、
他者は 存在だけで、
ストレスに繋がったりする。
それでも、そのストレスと引き換えに
他者によって人生は
とても彩豊かなものになる。
そういうことを
猫が改めて確認させてくれた
お話でした。