京都フルーツ

夏越しの古書市。

夏越しの古書市。
夏越しの古書市

京都古書研究会が、
春の古書即売会inみやこめっせ、
夏の糺の森の納涼古本市、
秋の百万遍知恩寺の古本まつり
だけでなく、
近頃は 京都文化博物館のろうじ店鋪で
規模の小さな古本市を
開くようになりました。

春夏秋の古本市は
正直、規模が大きすぎて、
全部を見て回るのは
不可能に近いのですが、
文博の古書市は、端から端まで
じっくり吟味しながらでも、
1時間もあれば 十分で、
かといって 物足りないどころか、
大規模古本市のディープなところが
ギュギュっと濃縮されたような、
濃いっ濃い選書になっている気がして
本を眺めているだけでも
時の経つのを
忘れてしまう楽しさです。

そうやって眺めていると、
なんか、古本のほうから、
僕に語りかけてくるときがあり、
だいたい、いつも、
そういう本を買うんですよね。

今日までが「前まつり」で、
来週の金土日が「後まつり」。
出店するお店も変わるみたいなので
来週も ゆっくり時間をかけて、
古本ちゃんたちと会話をしたい。
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