京都フルーツ

喫茶店のお話シリーズ

喫茶店のお話シリーズ
二条城の西側の通り、美福通りを
南へ下がり、
御池通りと三条通りの間に
なんとなく
「カルチャー」の香りがするカフェが
ありました。

店の横には専用の駐輪台があり、
(あのショッピングモールとかに
置いてあるやつ)
それだけで、さほど古いお店では
ないのだということはわかりました。

カフェ・セバーグというお店です。

シネマティック・カフェとして
映画ファンから
人気を集めているらしい。

京都シネマや出町座、
TOHOシネマズ二条などの
映画鑑賞券の半券を持っていけば
100円オフでコーヒーが飲めます。
(コーヒーじゃなくてもよい)

ブレンドコーヒー3種類は
外国の女優さんをイメージして
ブレンドしたもので、
それなりに思い入れが
あるのであろうと推測できましたが
残念ながら、
3人とも 存じ上げなかったので、
私は ただ、私が飲みたいと思った
アイスコーヒーをいただきました。

店内BGMはフレンチで
おそらく60年代〜70年代あたり、
セルジュゲンズブールの映画音楽で
使われているっぽい音楽でした。

常連と思われる女性客が
ご主人と映画のことを
話していたような気がします。

概して、
こういうお店は
映画ファンじゃないと、
多少の引け目、
負い目を感じてしまうものなのですが
このお店は いい塩梅で、
客を放っておいてくれて、
かといって、
疎外する感じもないので、
映画のことを詳しくなくても、
ゆっくりのんびり、
寛ぐことができました。
TOP