京都フルーツ

この店の一人めの客は涌井です、その3

この店の一人めの客は涌井です、その3
オープンしたお店の
一人めの客になることを
趣味にしています。

と、いっても
昨日までに2店しか、
それを達成してはいないのですが。

ちなみに1店めは
京都府庁前に移転オープンした
中華の「ハマムラ」。
2店めは 四条堀川東入ルにある
インド&ネパール料理の店です。
こっちの名前は忘れた。

そして本日、ついに
一人めの客3店めを達成しました。
寺町蛸薬師あたりに
本日11時にオープンした
「NIKO AND... COFFEE」です。

私 全く知らなかったのですが、
「NIKO AND...」っていう
ファッションブランドがあって、
そのブランドのお店に併設された
カフェやったんですが、
11時オープンのところ、
10時30分過ぎにお店に辿り着くと、
もう既に
かなりの人だかりができていて、
「一人めならずか。。。」と
思っていたのですが、
人だかりは
全てお店の関係者の方々でした。

このお店が今日オープンするのに
こんなにたくさんの関係者が
関わっていたのか、
お店が1店 オープンするのって
そりゃあ、一大イベントですもんね。

オープンまでは
しばらく時間がありますが、
入口の前で並んでいました。
並んでいるといっても、
私以外 誰も並んでいなかったので、
並ぶというよりは
お店の前で佇んでいたのですが、
関係者の皆さんも、お店の人も、
まぁ、私のことを
変な人を見る目で見ますよね。

そうやって私に思われないよう、
努力はされていたと思いますが、
その努力の跡が、
余計に私にその事実を認識させた、
といいますか。
そりゃあ、お店の人からしたら、
「なんで おまえやねん、
絶対おまえ、この店に興味ないやん」
っていう気持ちになるのが、
私にも よくわかりますからね。

そういう、
そこはかとない「異様」な空気、
間違いなく、その異様を
出させたのは私なのですが、
その異様な空気が、
昔は ひどく恥ずかしくて、
一刻も早くその場から
逃げ出したくなる
臆病者だったのですが、
いまは 逆手にとる余裕が出てきまして
お店の人たちの訝る感じも含めて、
楽しくなってきましたから、
我ながら なかなか、
良い趣味を見つけたものだと
思っております。

良い趣味とはつまり、
悪趣味なのかもしれませんが。

一つ言えるのは、
これを趣味にすることで、
今日のように、
触れたこともなかったお店に
触れることができる、というのは
とても良いことだと思います。

それに 一人めの客である、
という責任のようなものが芽生え、
前を通るたびに、
応援の気持ちが湧いてくるのです。

来月は祇園に
ハードロックカフェが
オープンするので、
そっちもなんとか、
一人め狙うつもりでおります。
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