京都フルーツ

喫茶店のお話シリーズ 喫茶マーチ

喫茶店のお話シリーズ 喫茶マーチ
地元に昔から愛されてる系の喫茶店は
入りにくくて、
気になりながらも
入れずにいたのですが、
近頃は あまり構えず、
入れるようになりました。

齢40に近づき、
つまらない遠慮を
しないようになったのかもしれません。
必要な遠慮も しないように
なっているかもしれないから、
そこは気をつけないといけませんが。

あとは
20年以上 京都で暮らしてきて、
ようやく京都に慣れてきた、
というのもある気がします。
よそ者としての遠慮も、
少し 無くなったのかもしれません。

中京警察署の向かいにある
このお店は 奥にカウンターがあり、
地元のおじいおばあが、
お店のご夫婦
(こっちも割とおじいおばあ)と、
地元話(だと思う)で
盛り上がっておりました。

私は カウンターから
一番離れた窓際の席に座り、
アイスコーヒーを飲みながら、
「この店に通い続けて、
あのカウンターの輪に
自然に入り込むことができたとき、
自分は 京都のことを
内から語ることができるのであろう」
などと考えたのでした。
いまは窓際がちょうどいいです。

モーニングサービスが、
アイスコーヒー1杯と
ほぼ同じ値段です。
次は 朝に行くことにしよう。

シロップの入れもんが、
高木珈琲では
サラダのドレッシングを
入れてるやつでした。

細部にわたり、
時代から取り残されてる感じやのに
壁に「令和」って書いた半紙が
飾ってあるのもよかったなぁ。
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