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読書フルーツ『日本神話入門』

読書フルーツ『日本神話入門』
2019年読書その77
『日本神話入門』

読めば読むほどハマっていきます。
日本神話。
理解を深めるためには
効率を求めてはいけません。
とにかく「数」です。
「量」です。「時間」です。

子供の頃にそうやってして
覚えたものごとのことは、
大人になったいまも、
全く忘れておらず、私の場合、
それが『三国志』なんですが、
大人になったいま、
あの頃のテンションで
覚えよう覚えようと試みても、
これが ビックリするくらいに
「忘れる」。

それでも、覚える忘れるを
繰り返していくうちに、
覚えてることが増えていきます。
そうなったときに、
はじめて「知識」は自分のものに
なったといえるでしょう。

そうやって「知識」を得たいために
読書しているのだと思います。

何回も書いてる気がしますが、
私は元号が変わり、
日本の古典(万葉集ですが)が
脚光を浴びたのが、
ほんとに嬉しかったのです。

個人的には
天皇のルーツのようなものにも
思いを馳せるようになり、
神話を勉強してるわけですが、
何回同じくだりを読んでも、
一人の体は足りない部分があり、
もう一人の体は
余ってる部分があるから、
余ってるところを
足りないところに当てがおう、
という場面が、
私はたまらなく大好きで、
何回も読んでいるうちに、
官能小説を読んでいるかのような
気持ちになりますよね。

そうなっている自分を省みて、
アホやなと思う反面、
日本神話を体全体で
楽しめるようになってきたな、と
自分を褒めてやりたくもなるのです。

何書いてんだかね。
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