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読書フルーツ『ニッポンの河童の正体』

読書フルーツ『ニッポンの河童の正体』
2019年 読書その79
『ニッポンの河童の正体』

子供の頃から河童が好きでして。
どうして好きなのか?と
いろいろ考えてみたのですが、
まず 異形であること。

その変わってる感じに
親しみを覚えたんやと思います。

特に思春期なんて、
自分は自分のことを
カッコいいなんて思えなかったし
男前をアピールするタイプには
なりえなかったわけです。

そうしたらば、
何か別のアピールポイントをもち、
自信をつけていかないと、
それはもう生きていけないわけです。

そうなったときに、
河童という存在は
なんか 気持ち悪い妖怪のくせに
親しみやすくて、
人間らしくて、
悪いこともするけど、
どこか憎めなくて、
なんか、目指すところを
全部持ってるような
気がしたわけです。

ぜんぶ後付けの理由で、
たぶん、そういうことやったんかな?
と今になって思うだけですが。
でも、今改めて、
河童のことが気になってるのは
間違いなく上記のような理由です。

思春期に親しみを覚えていた
河童のことを
この年になって、
また改めて気になってるってことは
やっぱり私は、
いま 気分で青春しているんだろうな。

悪いことではないと思ってます。
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