お願いフルーツ「その他」

読書フルーツ 『これは のみの ぴこ』

読書フルーツ 『これは のみの ぴこ』
2019年 読書その82
『これは のみの ぴこ』

「これは のみの ぴこ」で始まり
ページをめくると次は
「これは のみの ぴこの すんでいる
ねこの ごえもん」という風に
ページをめくるたんびに
言葉が積み重なっていき、
どんどん長い文章になっていきます。

「。」で終わらない、
長ったらしい文章が
できあがっていきます。

原稿を書く際には
「。」で区切らず、
だらだらと説明ばかりの文章は
読みづらいから、
まず気をつけないと
いけないところなんですけど、
(特にラジオの場合は
聴覚に訴えかけるものですから、
長々と形容詞や副詞を加えると、
何が何に掛かっているのか?が、
聴き手のリスナーさんどころか、
喋るDJさんさえ、
見失ってしまうこともあります)
この絵本は
裏をかいているといいますか、
あえて そういう文章を作ることで
日本語の面白さを
発見させてくれました。

聴覚に訴えかけるのか、
視覚に訴えかけるのか、によっても
文章の書き方って変わりますよね。

いやはや、
面白い気づきを与えてくれました。
TOP