お願いフルーツ「その他」

読書フルーツ『コーヒーもう一杯』

読書フルーツ『コーヒーもう一杯』
2019年 読書フルーツ105
『コーヒーもう一杯』

恋人に振られ、
会社では やらかして、
大殺界のような時期に
主人公の女性は
カフェ開業を決意します。

新装開店の
お店のインテリアデザインを
手がける会社かなんかに
勤めていたので
「あかんタイプの開業」を
たくさん見てきた主人公は
料理を作れるわけでもないし、
コーヒーに
詳しいわけでもないのですが、
運命が後押ししてる気になり、
貯金をはたいて
おばさんに借金までして
開業にこぎつけるのですが、
まぁ、そんなに
上手くいくわけがないですよね。

お金を出したおばさんが、
遠回し遠回しに
口出ししてくる感じが、
とてつもなく鬱陶しかったですが、
金を出してる側からしたら、
それは当然の権利でありましょう。

金を出して口は出さない、
というのが借りる側の理想ですが、
それで結果が出ないなら、
口出し したくもなりますわな。

開業って
意外と簡単にできるみたいですが、
何が難しいかといえば、
長く愛され続けることなんですよね。

なんとなくで
カフェ経営を考えているような方は
一度この本を読めば、
冷静になれる気がします。
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