京都フルーツ
読書フルーツ『やすらいまつり』
2019年 読書115 『やすらいまつり』
花房観音さんは
京都検定の2級かなんかを
持っておられて、
京都で現役のバスガイドも
されているはず、確か。
そんな花房観音さんが書いた
京都が舞台の短編官能小説集です。
表題の「やすらいまつり」はじめ、
「祇園祭」「ひいな祭り」
「鞍馬の火祭り」など、
季節ごとの京都のお祭りで
繰り広げられる男女の肉感的交流を
描いておりますが、
どの作品に出てくる京女も、
「あかん・・・」といいます。
京女は あかん時に
「あかん・・・」というのですね。
なんか、
その時の切なげな表情までが
伝わる描写には 参りました。
収録されている短編は
全てが官能的でありましたが、
最も狂気を感じたのが、
「やすらいまつり」です。
矢野さんの年上の部下で、
うだつの上がらないのがいまして、
矢野さんは この人を
バカにしてるのですが、
その年上の部下の奥さんが、
めっちゃくちゃ
美しく妖艶なんですよね。
やがて矢野さんと、
その奥さんが関係を持つことになり、
「あかん・・・」となるのですが、
その先にもっとあかん展開が
待ち受けていました。
この話は あかん。
ほんまに あかん。
こんなに興奮する官能小説は
初めてです。
花房観音さんは
京都検定の2級かなんかを
持っておられて、
京都で現役のバスガイドも
されているはず、確か。
そんな花房観音さんが書いた
京都が舞台の短編官能小説集です。
表題の「やすらいまつり」はじめ、
「祇園祭」「ひいな祭り」
「鞍馬の火祭り」など、
季節ごとの京都のお祭りで
繰り広げられる男女の肉感的交流を
描いておりますが、
どの作品に出てくる京女も、
「あかん・・・」といいます。
京女は あかん時に
「あかん・・・」というのですね。
なんか、
その時の切なげな表情までが
伝わる描写には 参りました。
収録されている短編は
全てが官能的でありましたが、
最も狂気を感じたのが、
「やすらいまつり」です。
矢野さんの年上の部下で、
うだつの上がらないのがいまして、
矢野さんは この人を
バカにしてるのですが、
その年上の部下の奥さんが、
めっちゃくちゃ
美しく妖艶なんですよね。
やがて矢野さんと、
その奥さんが関係を持つことになり、
「あかん・・・」となるのですが、
その先にもっとあかん展開が
待ち受けていました。
この話は あかん。
ほんまに あかん。
こんなに興奮する官能小説は
初めてです。