お願いフルーツ「その他」

読書フルーツ『対話 日本の原像』

読書フルーツ『対話 日本の原像』
2019年 読書119 『対話 日本の原像』

梅原猛と吉本隆明、
知の巨人による対話を
「マヤルカ古書店」にて購入。

一乗寺にある「マヤルカ古書店」には
定期的に行っておりますが、
毎度毎度 ステキな出会いがあります。

対話って読みやすいですよね。
内容が難しくても
対話特有のリズムがあるので
あまり つっかえずに読めます。
ただ、これも善し悪しでして、
つっかえない代わりに
内容を理解しないまま
読み進めているような気もします。

日本文化の基層構造について
縄文時代、弥生時代まで遡り、
あれやこれやと話してみたり、
親鸞のことを論じてみたり、
日本人の世界観や死生観について
考えてみたり。

正直、
もうすでに何が書いてあったか、
思い出せないのですが、
たぶん、自分の体の中のどこかに
この本から吸い込んだものが、
貼りついてる気がします。

わからない話でも、
とにかく読んでいけば、
知識として なんとなく
放っておくことができます。
何もなければ
放っておくことすらできません。

ですから、
たとえわからなかろうが、
とにかく「読む」「触れる」
「視る」「匂う」「食べる」
「感じる」が大事です。

図書館で借りたものではなく、
買ったものなので、
幸い 何度でも
読み返すことができますので、
名著は やはり、
家に置いておきたいものです。
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