お願いフルーツ「その他」

読書フルーツ『知っているようで知らない日本語のルール』

読書フルーツ『知っているようで知らない日本語のルール』
2019年読書125
『知っているようで知らない日本語のルール』

「それ」「あれ」「これ」の違いとか
丁寧な表現の「お」と
「ご」の使い分けなど、
まさに知っているようで知らない
日本語の「トリビア」
(この表現はもう古いですかね)が
いっぱい詰まった一冊です。

読んだ感じでは
おそらく中学生くらいを
読者に想定しているので、
「読み応え」という点では
少々物足りなさがありますが、
基本的なところから
勉強しなおすなら
ちょうどよいといえます。

そう考えると、
小学校中学校というのは、
ほんとに生きるために必要な
必要最低限の基本を
教えてくれているところで、
この期間に必要最低限の基本を
しっかり学んでおくことは
とても重要なことなのだなぁと
思います。

SNS上でいわゆる「くそりぷ」を
送る人とかって、
たぶん、そういう基本のところが
著しく抜けてるんやと思いますね。

しかし おっさんになってからでも
学習意欲さえあれば、
いつでも軌道修正はできるのです。
それに気づけるか気づけないか、
でしょうね。

夏目漱石の「こころ」に出てくる
「向上心のないやつは馬鹿だ」
っていうセリフに
通じるものがあるように思います。
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