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2019年 読書140
『生命科学者ノート』

ライフサイエンスとか、
遺伝子組み換えとか、
いまならゲノム編集とかって
もうポピュラーな
言葉になっていますが、
そういった言葉がまだ、
あまり知られていない頃から、
生命科学について研究されている
中村桂子さんという方のエッセーが
まとめられています。

これは とにかく面白い！！

岩波現代文庫の選書が大好きなのは
こういうところなんですよね。
1981年に出版された
生命科学者のエッセイ集を
改めて2000年代に出版してるって
ここの編集の人かわからんけど、
ほんとに選び方が素晴らしすぎます。

ライフサイエンスのことを
私は正直まったくわかりませんけど
言葉の一つ一つが
とにかく響きすぎました。

後半は専門的なことが書かれていて
付いていくのに必死でしたが、
前半は子育てのことがメインなので
わかる！わかる！と思いながら、
ちょっと涙腺ゆるみながら
読み進めていきました。

あんまり上手く言えないけれど、
面白い本だから
読んでほしいです。
こういう本こそ、宝物だね。
ダイアモンドだね。